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140文字に収まらないテクノロジーとか日常とかのこと

家事は好きだが、トラブルのもとになる,,,

食事の支度・買い物・皿洗い・部屋の掃除・洗濯、家事はやることが多い。 自分は家事は何ら生産的でない活動だと思いながらも、苦ではなくむしろちょっと好きなくらいだ。 家事自体が好きというよりかは、自分の生活環境を自分で整備しておきたいのかもしれない。 業務やちょっとしたプライベートな用事がない限りは、自分でやりたい。 手が荒れやすいので水を触るもの以外は、積極的にやりたい。 しかし、自分で整備しておきたいというこだわりがあるからこそ、家族のやり方が受け入れられないことが多々ある。 それがささいなトラブルのもとになってしまう。 食洗機・乾燥機・ロボット掃除機などで効率化していても、家事を起点に口論になってしまうことがあり、残念。 しかしそれもまた人生、、、とか思っている。 てなわけで、ChatGPTで遊ぶのも兼ねて、ダラダラと記事を書いてみたの巻。

ChatGPTに思っていること

2022年11月に登場したChatGPT、登場したばかりの頃に簡単なプログラムを書かせてみた。 間違いが多くて、最新のAIと言えど、まだまだだなと思ってあまり使っていなかった。 2023年3月にGPT-4が月22.4USDの課金プランで使えるようになったのを機に、本気で使い倒してみようと思った。 業務中に機密を含まないあらゆる事項を入力しては、アウトプットを自分の目で確認した。 正直なところ、驚愕した。 GPT-3.5には出来なかった複雑な自然言語での指示を難なく理解して、プログラムや文章を吐き出してくる。 今すぐにソフトウェア・エンジニアの仕事がなくなることはないと思うが、これを使って生産性を向上させるべきだと確信した。 そして、数年後にこのAIを使いこなせていない状態だったら、技術者としてイケてないどころかその頃には本当に食っていけないのではないか、と危機感を覚えた。 そんなわけで、使ってみた感想をツラツラと書いてみる。

  • 苦手分野のプログラムのベースを作成して貰えるので、検索して手直しすることで簡単にソフトウェアを作れる
  • 雑に箇条書きで文章を与えて、それを丁寧に言い換えてもらうことで仕事上のテキストコミュニケーションを効率化出来る
  • インフラ構成や設定についてチームメンバーに相談する前に、雑に投げられる
  • AWSサポートに質問する前に雑に投げられる
  • 適切なコンテキスト・事例などを与えることで、より求めている回答が返ってくる
  • 最初に提示してきたプログラムや文章に繰り返し指示を与えることで、どんどんブラッシュアップ出来る
  • 「分からないことを推測で答えずに、私に質問して明確にしてから回答して下さい」と伝えると、当てずっぽうをやめてくれる
  • 「本質的でないことは回答しないで下さい」と伝えると余計な説明がなくなる
  • 現時点ではGPT-4のWeb版の回答速度は遅いので、余計な説明をさせないことで効率的に使える
  • OpenAI社も動画で教育に使えると言っていたが、知的好奇心の強い子供がChatGPTに質問しまくることでかなり学習出来ると思う
  • 一方でこのようなAI以上に賢くなれないのでは?という疑問もあるが、大抵の人間より既に賢いのでそれは仕方ないような気がする
  • 2021年9月時点までの情報しか持っていないので、時事ネタの答えの精度は低い
  • 時事ネタかつニッチな固有名詞について質問すると、結構むちゃくちゃなことを返してくる

カナダ生活半年

半年経ってだいぶ慣れたなー、1対1の会話なら英会話もなんとかなるーと思った矢先にネイティブが言ってきたジョークがさっぱり分からないことがあった。 帰国までもあと少しかーと思った翌日に、2ヶ月後に引っ越さないといけなくなった。 なんだかんだで海外生活において、安定した日々はそう長くは続かない。

話は変わるけど、スノーボードに2回ほど行って冬の楽しみを見出した。 セントラルヒーティングのおかげで家の中が暖かくて、コンドミニアムの日当たりがいいこともあって、冬でも日本の人が想像するよりもだいぶ快適に過ごしていたがアクティビティに欠ける日々だった。 日本でのスノボ経験はなかったのだけど、車で1h程度で空いているスキー場に行ける環境というのは関東近郊と比べるとかなり良いらしい。 雪山という大自然の中に身を置けることも、在宅勤務の日々の中でリフレッシュになってとても良い。

そんなカナダ生活半年の記録でした👋

当ブログの立ち位置

アクセス解析を見ていたら、Twitterからの流入で読んでくれている方が割といるようなので、このブログのことについて書いてみます。

日常些細なことからソフトウェア開発に関することまで、よくTwitterに書いています。 https://twitter.com/kos31de

Web上で私のことを知りたければ、基本的にはこのTwitterアカウントをだけを見て頂ければいいと思います。

このブログは主に現実世界で自分のことを知ってくれている人に向けて書いています。 140文字に収められない考えが浮かんだときはこのブログに書きます。 思考の整理をしながら書くので、無駄に長い文章になりがちですが、お付き合い下さいませ。

なぜ現実世界で自分のことを知っている人をメインターゲットにして記事を書くのかというと、不特定多数に向けて文章を書く方が単純に読み手に配慮した文章にするのが難しいからです。 知らない何人もの誰かに向けて文章を書くと、主語が大きくなりがちですし、いい加減なことを書いて文句を言われたくないこともあってちょっとした事実を書くにもファクトチェックが大変です。 書くこと自体は好きなので、技量が上がってきたら不特定多数に向けたことも書くかもしれません。

また、旅行や遠出したときは、将来振り返って当時の自分のことを見つめ直すために記事を書いていたりもします。 そういった記事は読み流して下さい。

そんなわけで、読んでくれている読者の皆様、引き続きよろしくお願い致します。 次の投稿は前回の続きになる予定です。

日本を出て2ヶ月が経った

8/8に渡加🇨🇦したので、2ヶ月少しが経ちました。 9月からは業務委託で前職のSREとしての仕事をやっていて、フリーランスとしての活動も1ヶ月以上経ちました。 良いタイミングなので、最近の出来事を時系列で振り返ります。 なぜカナダに渡航したのか?は別エントリにて書く予定です。

出国

もうはるか昔のことのように思えますが、退去の準備が大変でした。 2019年に東京で就職して以来、常に2年くらいで引っ越すことを考えていたので、持ち物・家具・家電などは少ない方だと思います。 それもで1年半以上住んだ1LDKの部屋を空っぽにするのは骨の折れる作業でした。 退去日ギリギリまで家で仕事をしていたこともあって、渡航の直前に粗大ゴミの処理・車を借りて家具を引き取ってくれる方の元へ配送しに行ったりしていました。 ジモティーというサービスでマッチングして、受け取りに来てくれた方には大変感謝しています。 0円での受け取りでも粗大ゴミの処理費用がかからない上に、まだ使える物を捨てずに済むことを考えると結構嬉しくて、とても良いサービスだと思いました。 また、保険・年金・銀行・証券口座周りの手続きもしました。 この辺の手続きはその人の状況によって大きく異なるので、これもまた時間があれば別エントリにて書きたいと思いますが、だいぶ後回しになりそうです。

出国前はよく町中華に行ってました

渡航

前回旅行していたこともあって、渡航自体はスムーズでした。 しかし、家が決まっていなかったことや住宅不足と家賃高騰などから、快適な住環境を得られなかったらどうしようという不安が大きかったです。 このような不安は日本で普通に暮らしていたときにはそうそうなかったので、楽観的な自分にしては珍しく本当に不安でした。 成田空港のラウンジで最後の日本での食事だなー、なんて思いながら小さいサンドイッチとカレーで少しだけ食事を摂りました。 気を抜けない、とか思ってビールも飲まなかったような気がします。 空港についてからはUberで仮暮らし先へ向かいました。

日本で最後に見た夕焼け

Airbnbでの仮暮らし

DeltaというVancouverから車で30分ほどの距離の郊外の都市の広くて綺麗な一軒家、と書くとなんだか良さそうに聞こえます。 しかし、借りていたスペースは半地下で独特な匂いと、土足で床が不衛生なのと、上の階のオーナー家族(?)がうるさくて結構しんどかったです。 こっちで地下・半地下の部屋に住んだことのある人は口を揃えてやめたおいた方がいいと言います。私も同感です。 半地下のスペースにバスルームとベッドルームが2つずつあって、リビングとキッチンがすごく広かったですが、インド人女性オーナーとのちょっとしたトラブルもあり快適とは言い難かったです。

Deltaの家

家探し

毎日のように内見に行ってなんとか家を見つけねば、と思っていた矢先、この家に泊まって2日目にして妻がJPCanadaというサイトで素晴らしいコンドミニアムを見つけてきてくれました。 別の内見予約をキャンセルして即座に内件からの申し込み、その日のうちにデポジットまで払って爆速で家の契約を済ませました。 そして、これ以上Deltaの家に滞在する必要がなくなったので、独特なカレースパイスのついた揚げ物っぽい匂いもきつい出て行こうということになりました。 ここで前述したトラブルが勃発します。

Airbnbのキャンセルを巡ってのトラブル

Airbnbで借りた家のオーナーに滞在日程の変更(ここが失敗だった)をしたい旨メッセージを送りました。 すると、私達が出ていくと残り10日くらいの滞在分の宿泊費が収入に入らなくなるのは困ると言ってきました。 個人とはいえ相手もこれで生計を立てているので気は進みませんでしたが、私たちの退去後に部屋が埋まらなかった日数分のお金は払うよ、ということで合意しました。 しかし、本来これはオーナーがキャンセルポリシーを柔軟(キャンセルしても返金される)にしているので、やる必要はないことでした。 メッセージを送らずに、普通にキャンセルしていればよかったのですが、こちらがルールを把握しておらず相談してしまい、滞在日程の変更(これにはオーナーの承認が必要)を申し出てしまったために、オーナーから承認を人質に取られてしまいました。 自業自得ではありました。 この合意に至るまでにも、数回家の外で立ち話をして、確認のために条件をテキストで送って欲しいと伝えても、証拠が残る(Airbnb外での金銭のやり取りは規約違反なので、、)ことを恐れてか、送ってくれませんでした。 退去時に手のひら返しをされて、その場で現金を要求される可能性もあって不安でした。 20~30kgのスーツケースが2つと他の荷物もあったので、それらを抱えて強行突破、というのも無理でしたし、とにかく対面でのトラブルを避けたかったのでオーナーに伝えていた退去日より早くに出ることにしました。 あまり良いことではないと思いますが、身の危険を感じたので、、、 しかし、新居への入居はまだ3日先だったので、気候の良いうちにVancouve Islandに旅行にでも行こうと思い、早朝にフェリーで経つことにしました。

長くなってきたので次回へ続きます!

富士山登ってみた

富士山に登ってきました。 しばらく日本を離れる前にどうしても行きたかった場所の一つでした。 本格的な登山経験もなく在宅勤務で鈍った足でも意外と登れましたが、下山は膝が痛過ぎて途中で諦めかけました。なんとか自分の足で降りてこれました。 影富士・ご来光・山小屋から見た星空・山行中何度も見た何気ない山頂や下界の景色、本当に綺麗でした。 何より素晴らしかったのは、ツアーでご一緒させて頂いた毒舌気味なガイドさん・天然なおば様・仲睦まじい若いカップルの4名の方々です。 寒いときも疲れたときも高山病でしんどいときも、お互いの色々な話をして楽しく過ごせました。 天候だけでなく人にも恵まれた最高の富士登山でした。

影富士

なぜ行こうと思ったのか

数年前から九州や沖縄へ行き来する途中に飛行機からも新幹線からもいつも見えていたので、特に登山が好きということもなかったのですが、死ぬまでにいつかは登ってみたいなぁと漠然と思っていました。 2020年11月に中野区に引っ越してきたのですが、冬の間だけ家の窓から富士山が見えていて、なんとなく毎日のように眺めていたら、近くに感じるようになっていました。 8月からバンクーバーに住むにあたって、1つでも多く日本の思い出を作っておきたかったなという想いもあり、渡航まで時間がない中、引越し準備を放置して行ってきました。

準備

富士山は登山者が多いのでかなり整備されているようでしたが、登山自体がほとんど初めてだったでガイド付きツアーを選びました。 選ぶにあたって、意外と大手のちゃんとしていそうな会社のツアーがなくて不安でした。 いい加減なガイドさんに従って遭難したらどうしよう、、とか思っていました。 結局クラブゲッツさんの富士吉田ルート、上江戸屋指定プランにしましたが、悪かったところなかったです。IT系の人はサイトの見た目がやや不安かもしれませんが、スタッフの方の対応は素晴らしかったです。オススメしておきます。 https://www.clubgets.com/fujitozan/

道具は当日に5合目で借りられるプランもありましたが、本当に登山が初めてで不安だったので事前に借りて自宅で使い方等試せるところを選ぼうと決めていました。 こちらの7点セットに加えて、トレッキングパンツを借りました。 富士登山まるごと7点セット・男性用|登山用品レンタル やまどうぐレンタル屋

実際に新宿の店舗で試着出来たこともここで借りることにした決め手の1つです。 私は引越し前なので、荷物を増やしたくなくてレンタルしました。ザック・フリース・レインウェア・トレッキングパンツ等は普段から使えるものなので、特に山に行く予定がない人でも出来れば買った方がいいと思います。

費用

合計で、4万円くらいはかかったと思います。

  • ツアー費 19800円
  • レンタル費 15500円
  • 現地でのトイレ代 1000円
  • 山小屋で買ったカップ麺 2個 1300円
  • 水2本 1200円
  • 新宿までの交通費 約1000円
  • その他おやつなど 1000円

1泊2日の山行中に摂取した水分

装備

要らなかったもの

  • 地図
  • コンパス
  • 食料

持っていけばよかったもの

  • ハンドクリーム
  • 水筒を引っ掛けるカラビナ
  • 虫除け対策グッズ
  • カイロ
  • ウルトラライトダウン

感想

口をすぼめて深呼吸することやザックの背負い方など、ガイドの方の教えに忠実に従っていたからか、あまり苦労なく8.5合目の山小屋までいけました。 傾斜がきつい岩場だけは少し危険を感じました。 山小屋に到達した頃にはやや高山病で頭痛が発生していました。 すぐに寝ないで体を高地に慣らす、というアドバイスにも従っていたので、数時間過ごしたのちに頭痛は治まりました。 深夜3時くらいに出発して、4時半のご来光を目指して再び登り始めましたが、人が多くてなかなか進めない時間帯もありました。 7/1から山梨県側の富士吉田ルートの登山道は開くようですが、静岡県側の下山道は7/10くらいまで閉まっていました。 そのため、登る人と降りる人がすれ違うので、危ない場面もありました。 下山道を開けられない理由があるのかガイドの方に聞いてみましたが、不明だそうです。 開けて欲しいです。 そして、手がかじかむくらいには寒い中、無事にご来光を見ることが出来ました。 とはいえ、8合目あたりからでも日の出はきれいに見えるそうなので、無理してご来光を山頂で見なくていいと思いました。 私は富士山に登ってみたかっただけで、山頂でのご来光にはこだわりがなかったのですが、ツアーの都合上行くことになっていたので行った感じでした。 ご来光の写真は9.5合目あたりがきれいに見えて、人が少ないのでゆっくり写真を取れそうとのガイドさんの判断が冴えていました。 雲のかかる中赤く染まる山中湖も綺麗でした。

2022年開山後初のご来光

山登りは下山が本番だそうです。 冒頭にも書きましたが、運動不足な自分には本当にきつかったです。 砂に足を取られるような場所が何箇所もある中、ツアー仲間の方々がいたおかげでなんとか降りられました。

ツアーの最後の目的地は温泉でした。 山小屋には風呂がないので、ツアーで温泉に行けたのはとても助かりました。 しかし、唯一残念だったのは、温泉施設内で食事をできる場所がランチ営業しているチェーンの居酒屋しかなかったことです。 お風呂と食事の時間合わせて2時間ほどあったのですが、もっと食事も楽しめるような場所だったらよかったのになぁと思いました。 初めての本格的な登山でしたが、苦労して登った後に見る景色は素晴らしく、大満足でした。