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140文字に収まらないテクノロジーとか日常とかのこと

帰国から今日まで

8/12に帰国してからここまで、目まぐるしく過ぎていった。

たった1年の海外生活だったが、2週間くらい逆カルチャーギャップを感じていた。 よく言われていることだけど、

  • 蒸し暑い
  • ゴミが落ちてない
  • 電車の中が綺麗
  • 人が多すぎる
  • みんな急いでる
  • みんな無愛想
  • なのにお店の対応とかは異常に丁寧
  • 生卵・生魚が食べられるのは幸せ

このへんは強く感じていた。

また、新居の環境を整えるまでの1週間は実家やホテルで暮らしていたので、落ち着かない日々だった。 その合間にお盆だったので、墓参りをして祖母に会い、新居に必要なものをネットで買い揃えていた。 実家に置いていた荷物を千葉の新居に送ったり、姪っ子と遊んだりして過ごしていた。

今回帰国して、最もインパクトのあった出来事は10年以上ぶりに地元の友人に会えたことだった。 小中高時代の友人が研究者・エンジニア・経営者・医者になって活躍していて、刺激を貰った。

8/20までは仕事は休みだったので、忙しいながらも人に会ったりして過ごしていたけど、そこから8/31までは仕事をしつつ似たような日々を物が揃ってない新居で過ごしていた。 それはそれでバタバタしていて大変だった記憶しかない。

ギリギリまで仕事を持っていたので、実は結構慌てながら働いて、2回ほど出社して、前職での日々に幕を閉じた。 新卒同期と同じ部署の方々に壮行会を開いていただいた。 エンジニアとしても、労働者としてもとにかく人に恵まれていて幸せだった。

そして、9/1から新天地での日々が始まった。 これまでとは何もかもが違う環境になりそうだが、自分がどこまでやれるのか、ワクワクドキドキしている。 怖さもあるけど、数年ごとにこういった環境の変化を自ら導入して、自分に刺激を与えてまた何かを得ることは辞められない。 とりあえず、今週も全力で突っ走ってきます!!

帰国して最初のごちそう、うなぎ

入社準備で行ったときに撮った汐留の空

EC2インスタンスにインスタンス名を指定して、tagを一括付与するシェルスクリプト

TerraformなどのIaC管理があれば、そちらにコードを追記しましょう。

IaCがないインスタンスの場合は以下のようなスクリプトを使うと便利です。

your-instance-name, your_key, your_valueは適宜置き換えて下さい。

また、envchainを使っている前提です。

#!/usr/bin/env zsh

instance_names=(
"your-instance-name-001"
"your-instance-name-002"
)

for instance_name in "${instance_names[@]}"; do
  instance_id=$(envchain aws-hoge aws ec2 describe-instances --filter "Name=tag:Name,Values=$instance_name" --query "Reservations[].Instances[].InstanceId" --output text)
  envchain aws-hoge aws ec2 create-tags --resources $instance_id --tags Key=${your_key},Value=${your_value}
done

一度に付与できる上限は恐らく1000件です。

必要であればエラーハンドリングなどを追加するといいと思います。

ChatGPTでサクッとこういうのが作れて、便利ですね。

ワイヤレスでSony a7ivから写真と動画をMacに取り込む方法

a7iv買った話は別途書くとして、今日はカメラからMacbookに写真と動画を取り込む方法をシェアします。 この手の作業に慣れていない人向けです。 慣れている人はなんとなくやれば出来ると思うので、読まなくていいです。

1. QuickFTP Serverを入れる

  • まずはこちらのアプリをダウンロードします

QuickFTP Server

QuickFTP Server

  • Leszek Szary
  • Utilities
  • Free
apps.apple.com

2. 写真を保存するフォルダ・ポート番号を指定する

  • ポート番号は何でもいいのですが、よく分からない人は20番ポートにしておきましょう

3. ユーザー・パスワード・アクセス設定をする

  • お好きなユーザー・パスワードを設定して下さい
  • Macへの書き込みが必要なので、アクセスについてはRead&Writeを指定します
  • 知らない人のアクセスは許可したくないので、Anonymous userはDisabledにしておきましょう

4. カメラ側の設定をする

  • カメラ側の言語設定は英語なので、日本語に読み替えて参考にして下さい
  • Nerwork > FTP Transfer > FTP Transfer Func.
  • FTP Function を On

  • PC側でQuickFTP ServerのStart Serverボタンを押しておく

  • Destination Settings でHost Nameに表示されているローカルIPアドレスとポート番号20を入力する

  • User Info Settingsに作成したユーザー名・パスワードを入力

5. 送信してみる

  • FTP Transfer ボタンを押す

まとめ

  • 最低限安全なMacでのFTPサーバー設定でした
  • カメラ側の設定については写真を省略していますが、ご不明点あればコメント欄で教えて下さい

近所で見かけたミヤマシトド

追記

  • 使っているFTP Serverのソフトウェアは異なっていますが、この記事と同じような内容の動画はあったので貼っておきます

https://youtu.be/MFVvIUVnMf4

さらに追記

Imaging Edgeがサービス終了 していて、後継がないと思っていて設定してみていました。 しかし、Creator's Cloudという新しいソフトがあったみたいです。 大人しくこちらを使うほうが使いやすいかもしれません。

2023年4月今さらコロナにかかった話

一連の体調の変化はツイートしていました。

ワクチンは3回打っていて重症化はしてないと思うのですが、体感では発熱や関節痛の程度はインフルエンザよりややきつかったです。 万が一のことが起きた場合の医療への不安が海外生活は結構しんどいですね。。。 カナダの場合は病院で見てもらうことは出来るものの、保険でカバーできるのか?病院に行ったとして、何時間待てばいいのか?今の症状をうまく英語で説明出来るか?など、不安になりました。

基本的に在宅勤務なので、感染中でも以前から日程を決めていた日本時間での深夜メンテなどの業務はなんとかこなしていました。 タスクの方針や複雑な実装・コミュニケーションなど頭を使う仕事に全く集中出来なくてメンタル的にも辛かったです。 仕事をしていない時間に読みたかった本を読もうにも、全く頭が働かず読めませんでした。 結果ひたすら動画をダラダラ見て、たまに寝るという過ごし方でした。 テッドラッソ面白かったです。

運動も出来ず、プライベートタスクの消化も出来ず、かなり時間を無駄にしてしまいました。 健康より大事なものはないとつくづく感じました。 回復して以後頑張って、巻き返していくしかない、、コッカラッス!!

SREとかDevOpsとかの話

今日は珍しく自分がメインでやっている仕事について書いてみたいと思います。 現在は業務委託ですが、会社でのポジション名は相変わらずSRE(Site Reliability Engineer)です。 社内では「DevOpsを推進していこう」といった文脈でDevOpsという言葉もよく使っています。 しかし、これらの言葉の定義ってなんでしょう? 自分の認識を整理するためにも、記事にしてみようと思います。

SRE

SREの正確な定義はここに示されています。

SRE is what you get when you treat operations as if it’s a software problem.

私は、SREとは、「ソフトウェア・エンジニアに運用を依頼したときに出来上がるもの」だと思っています。 正確に記憶していないですが、SRE本に示されているものと、ほぼ同様だと思っています。 また、翻訳によるブレは若干あるもの、定義と認識には差がないと思っています。 コードを書けない、何らかの自動化によって増え続けるトイルを撲滅するのは難しいので、SREはソフトウェアを作れる人が運用をやることで実現されるものだと思います。

DevOps

では、DevOpsってなんでしょう? 正直なことを言うと、これを語るのには自信がないです。 正確な定義を探していたら、随分時間がかかってしまいました。 WikipediaのDevOpsの項目にはこうあります。

Most often, DevOps is characterized by key principles: shared ownership, workflow automation, and rapid feedback.

「 多くの場合、DevOpsは、所有権の共有、ワークフローの自動化、迅速なフィードバックという主要な原則によって特徴付けられます。」 定義はこれだ、と書かれている訳ではなさそうです。

DevOps as "a set of practices intended to reduce the time between committing a change to a system and the change being placed into normal production, while ensuring high quality".

「DevOpsとは、「高い品質を確保しながら、システムへの変更をコミットしてから変更が通常の生産に入るまでの時間を短縮することを意図した一連のプラクティス」である。」 新し目な定義としてはこういったものも提案されているようです。

更に調べていると、Matt Klein氏の記事で定義は様々であると語られていました。 記事中にあるKlein氏の定義はWikipediaのものより、しっくりきますね。

DevOps is the practice of developers being responsible for operating their services in production, 24/7.

翻訳すると、「DevOpsとは、開発者が本番でのサービス運用に責任を持ち、24時間365日体制で運用することです。」といったところでしょうか。

私は「開発者が運用をやること」とか「開発者と運用者が垣根を超えて協力してやっていくこと」程度の説明しか思い浮かばなかったですが、それにもう少し肉付けして具体性が増した良い表現ですね。

まとめ

まとまりはないのですが、定義と自分の認識のすり合わせをしてみました。 結論はないです、おわり。 次回はCloud Native, AIOps, NoOpsあたりについて記事にしてみようと思います。

シャドテンをやっている

これですね。 【公式】シャドーイングするなら「シャドテン」 都内で広告をたまに見かけていたプログリット社のプロダクトです。

21,780円(税込)/月も払っているので、真剣にやらないと勿体ない感が一番効果があるのでは、、というのは半分冗談ですが、学習しやすくてとても良いです。 3週間くらい使っているので、レビューを書いてみます。

はじめたきっかけは、私の英会話がうまくいかない原因のほとんどが相手の英語を聞き取れないことによるものだからです。 カナダに来た当初は自分が言いたいことを言えないのが原因だと思っていましたが、最近はそれなりに伝えられるようになりました。 しかし、そこまで早口ではないけど、こなれた英語を話す人の言っていることがどうにも聞き取れないのは、英語は発話するときは書かれた単語の通りに発音しない言語だと気づいたからです。 今更、、という感じはありますが。笑 会話だと音の繋がり・消失がかなりあるので、本当に聞き取れなくなるんですよね。

シャドーイング(英語の音声をスクリプトを見ずに、聞いて声に出す)自体は大学受験の英語でもやったことはありましたが、なんとなくやってみただけで特に目的やメソッドは確立していませんでした。

私が良いと思うシャドテンの特徴は以下です。

  • リスニング能力の向上を目的としているので、英語の音の繋がり・消失を意識出来る
  • iPhoneアプリのみで、学習が完結するので寝っ転がったり歩いたりしながら学習出来る
  • 人間による添削がある
  • 添削の指摘の仕方が、自分が元の音声を再現出来ていない箇所、しかも似たような音の箇所を集中して改善ポイントに挙げてくるので、高確率で1回の添削で1つの発音を聞き取れるようになる

リスニングのテストを受けて効果を測定する、といったことはまだやっていないのですが、学習体験がかなり良いので書いてみました。 まだ実際の会話で効果を体感していませんが、期待しています。 今後もコツコツやってみます。