kos31de.txt

140文字に収まらないテクノロジーとか日常とかのこと

日本を出て2ヶ月が経った

8/8に渡加🇨🇦したので、2ヶ月少しが経ちました。 9月からは業務委託で前職のSREとしての仕事をやっていて、フリーランスとしての活動も1ヶ月以上経ちました。 良いタイミングなので、最近の出来事を時系列で振り返ります。 なぜカナダに渡航したのか?は別エントリにて書く予定です。

出国

もうはるか昔のことのように思えますが、退去の準備が大変でした。 2019年に東京で就職して以来、常に2年くらいで引っ越すことを考えていたので、持ち物・家具・家電などは少ない方だと思います。 それもで1年半以上住んだ1LDKの部屋を空っぽにするのは骨の折れる作業でした。 退去日ギリギリまで家で仕事をしていたこともあって、渡航の直前に粗大ゴミの処理・車を借りて家具を引き取ってくれる方の元へ配送しに行ったりしていました。 ジモティーというサービスでマッチングして、受け取りに来てくれた方には大変感謝しています。 0円での受け取りでも粗大ゴミの処理費用がかからない上に、まだ使える物を捨てずに済むことを考えると結構嬉しくて、とても良いサービスだと思いました。 また、保険・年金・銀行・証券口座周りの手続きもしました。 この辺の手続きはその人の状況によって大きく異なるので、これもまた時間があれば別エントリにて書きたいと思いますが、だいぶ後回しになりそうです。

出国前はよく町中華に行ってました

渡航

前回旅行していたこともあって、渡航自体はスムーズでした。 しかし、家が決まっていなかったことや住宅不足と家賃高騰などから、快適な住環境を得られなかったらどうしようという不安が大きかったです。 このような不安は日本で普通に暮らしていたときにはそうそうなかったので、楽観的な自分にしては珍しく本当に不安でした。 成田空港のラウンジで最後の日本での食事だなー、なんて思いながら小さいサンドイッチとカレーで少しだけ食事を摂りました。 気を抜けない、とか思ってビールも飲まなかったような気がします。 空港についてからはUberで仮暮らし先へ向かいました。

日本で最後に見た夕焼け

Airbnbでの仮暮らし

DeltaというVancouverから車で30分ほどの距離の郊外の都市の広くて綺麗な一軒家、と書くとなんだか良さそうに聞こえます。 しかし、借りていたスペースは半地下で独特な匂いと、土足で床が不衛生なのと、上の階のオーナー家族(?)がうるさくて結構しんどかったです。 こっちで地下・半地下の部屋に住んだことのある人は口を揃えてやめたおいた方がいいと言います。私も同感です。 半地下のスペースにバスルームとベッドルームが2つずつあって、リビングとキッチンがすごく広かったですが、インド人女性オーナーとのちょっとしたトラブルもあり快適とは言い難かったです。

Deltaの家

家探し

毎日のように内見に行ってなんとか家を見つけねば、と思っていた矢先、この家に泊まって2日目にして妻がJPCanadaというサイトで素晴らしいコンドミニアムを見つけてきてくれました。 別の内見予約をキャンセルして即座に内件からの申し込み、その日のうちにデポジットまで払って爆速で家の契約を済ませました。 そして、これ以上Deltaの家に滞在する必要がなくなったので、独特なカレースパイスのついた揚げ物っぽい匂いもきつい出て行こうということになりました。 ここで前述したトラブルが勃発します。

Airbnbのキャンセルを巡ってのトラブル

Airbnbで借りた家のオーナーに滞在日程の変更(ここが失敗だった)をしたい旨メッセージを送りました。 すると、私達が出ていくと残り10日くらいの滞在分の宿泊費が収入に入らなくなるのは困ると言ってきました。 個人とはいえ相手もこれで生計を立てているので気は進みませんでしたが、私たちの退去後に部屋が埋まらなかった日数分のお金は払うよ、ということで合意しました。 しかし、本来これはオーナーがキャンセルポリシーを柔軟(キャンセルしても返金される)にしているので、やる必要はないことでした。 メッセージを送らずに、普通にキャンセルしていればよかったのですが、こちらがルールを把握しておらず相談してしまい、滞在日程の変更(これにはオーナーの承認が必要)を申し出てしまったために、オーナーから承認を人質に取られてしまいました。 自業自得ではありました。 この合意に至るまでにも、数回家の外で立ち話をして、確認のために条件をテキストで送って欲しいと伝えても、証拠が残る(Airbnb外での金銭のやり取りは規約違反なので、、)ことを恐れてか、送ってくれませんでした。 退去時に手のひら返しをされて、その場で現金を要求される可能性もあって不安でした。 20~30kgのスーツケースが2つと他の荷物もあったので、それらを抱えて強行突破、というのも無理でしたし、とにかく対面でのトラブルを避けたかったのでオーナーに伝えていた退去日より早くに出ることにしました。 あまり良いことではないと思いますが、身の危険を感じたので、、、 しかし、新居への入居はまだ3日先だったので、気候の良いうちにVancouve Islandに旅行にでも行こうと思い、早朝にフェリーで経つことにしました。

長くなってきたので次回へ続きます!